Document - Moratorium on the use of the death penalty, UN General Assembly Resolution 62/149


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アムネスティ・インターナショナル



死刑の適用の停止



国連総会

決議62/149



20071218


AI Index: ACT 50/020/2007


1218日、国連総会は「死刑執行停止」を求める決議を、賛成104カ国、反対54カ国、棄権29カ国という圧倒的多数によって支持した。


以下は、決議62/149号本文の日本語訳である。



国連総会は、


国連憲章に込められた目的及び原則に導かれ

世界人権宣言[1]、市民的および政治的権利に関する国際規約[2]、子どもの権利条約[3]想起し


また、決議2005/59[4]まで連続して10年間、国連人権委員会会期で採択された、未だ死刑を存置している国ぐにに対し死刑の完全廃止および廃止までの期間の執行停止を求めた死刑問題に関する決議を想起し


さらに、死刑問題に関して旧人権委員会が達した重要な結論を想起し、国連人権理事会がこの問題に関して作業を継続できると想定し、


死刑の適用が人間の尊厳を蝕むことを考慮し、また、死刑の適用の停止が人権の高揚と進展に貢献すると確信し、死刑の抑止力としての価値についての確証はなく、死刑の執行における司法の誤りや欠陥は取り返しがつかず、また回復不可能であることを考慮し


ますます多くの国ぐにが死刑の執行停止を決定し、多くの場合はその後死刑を廃止していることを歓迎し


1. 死刑が引き続き適用されていることに深刻な懸念を表明する

2. 未だ死刑を存置しているすべての国に対し、

(a)死刑に直面している者の権利の保護を確保する保障規定に定められた国際基準、とくに、1984525日の経済社会理事会決議1984/50号に定められた最低基準を尊重し、

(b)死刑の適用ならびに死刑に直面している者の権利の保護を確保する保障規定の遵守に関する情報を国連事務総長に提供し、

(c)漸進的に死刑の適用を制限し、死刑を科すことのできる犯罪の数を削減し、

(d)死刑の廃止を視野に入れて、執行の停止を確立することを求める

3. 死刑を廃止した国に対し、死刑を復活させないよう求める

4. 国連事務総長に対し、当決議の実施について国連総会第63会期において報告するよう要請する

5. 当問題について、国連総会第63会期において、同じ議題の下で考慮を継続することを決定する



[1]決議 217 A (III)

[2] 決議 2200 A (XXI)補遺を参照

[3] 国連,国際条約集, 1577巻、No. 27531

[4] 経済社会理事会公式記録、2005年、追録No.3および正誤表(E/2005/23 and Corr.1 and 2)、第2章、セクションAを参照。


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